曽根崎心中
（そねざきしんじゅう）
歌舞伎や浄瑠璃でも大変有名な「曽根崎心中」は、実際に起こった心中事件をもとに作られたと言われている近松門左衛門の代表作です。それを大衆演劇の形でわかりやすくアレンジしたお芝居として、劇団鯱の女形お芝居の中でも特に根強い人気があるお芝居です。見どころは主演ふたりの切ないやり取り。ひとつひとつのシーンをお見逃しなく…
特選狂言
心中物
ラブストーリー
近松門左衛門
女形お芝居
お芝居情報
あらすじ
平野屋手代の徳兵衛と天満屋女郎のお初は互いに愛し合う間柄だったが、それをおもしろく思わない徳兵衛の幼馴染・九平次によって、徳兵衛に無実の罪が着せられてしまう。追い詰められた徳兵衛に、お初は一緒に死のうと心中を持ちかける。ふたりを心配する者たちは懸命にふたりを探すが…
ふたりの恋は悲しい結末を迎えますが、実はこのお芝居には心温まるエピローグがあるバージョンとないバージョンの2パターンが…！ どちらが観られるかは、ぜひ劇場でご自身の目でお確かめください！
主な登場人物
※出役や役名は公演によって変わることがあります。
- 平野屋手代・徳兵衛
- 天満屋女郎・お初
- 油屋大尽・九平次
- 油屋丁稚・かま
- 天満屋の旦那
- 平野屋の旦那
フォトギャラリー
オープニングの割台詞も見どころ
証文を交わす徳兵衛と九平次
九平次にだまされて追い詰められる徳兵衛
最後の手紙を書くふたり
悪事がばれて縄をかけられる九平次
置き手紙を見つけて驚く旦那たち
ついに心中をしようとするふたり
生まれ変わっても会えるように…
心温まるエピローグに出会えるかは運次第！
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