遊侠三代
(ゆうきょうさんだい)
大衆演劇的な魅力があれもこれも詰まった大衆演劇らしいお芝居のひとつ。川北一家の互いを思い合う気持ち、離れ離れになっていた親子が交わす複雑な思い、すべての登場人物の演技が必見です。ラストの長次と仁兵衛の張り詰めたやり取りは、何度観ても息を飲む名シーン! こんこんと降る雪の量にも注目!(前列のお客様はカバンの中に雪が積もらないようご注意を…) 劇団鯱の中では役替えの楽しみも味わえるお芝居です!
特選狂言
人情物
剣劇
親子の絆
大雪
役替えあり
お芝居情報
あらすじ
まだ年若いが一家を仕切っている長次は、幼い頃に生き別れた父親を探していた。子分たちは長次親分のために懸命に動いているが、父親探しはなかなか思うようには進んでいなかった。一方、長次をよく思わない川向こうの親分が、腕利きと名高いひとりの人斬りを雇って、長次を亡き者にしようとしていた。
長次はひょんなことから出会ったおこもを自分の父親として世話をしようと言い出し、家に連れて帰る。そこへ長次の命を狙う人斬りが現れるが、長次に手を出させないようにするため、長吉が身代わりになることを決意する。そのことを知った長次は急いで駆けつけるが…
主な登場人物
※出役や役名は公演によって変わることがあります。
- 川北長次
- 長吉
- マサ吉
- 土地の親分
- 茶店の娘
- おこも
- 人斬り・鍾馗の仁兵衛
別タイトル、サブタイトル、別表記など
川北長次
フォトギャラリー
茶店で休憩する長次たち
金を受け取り人斬りを引き受ける仁兵衛
おこもを一家に連れ帰ってきた長次
親分を守ろうとする長吉とどすを渡すマサ
身代わりとなって斬られる長吉
マサに棺桶を買ってくるよう伝える長次
対峙する長次と仁兵衛
ようやく親子の再会を果たしたが…
自分の無事をマサに伝える長次
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